星の世界 ハーモニカとギターの演奏
誰でも知っている童謡ですが、歴史のある歌です。
オールド世代の方は、星の界(ほしのよ)、70代以下の方は、星の世界、クリスチャンの方は、讃美歌312番などなど曲名の受け止め方は様々です。
少し歴史を見てみると、
明治政府は、西洋に比べて音楽文化が遅れているということで、明治12年、音楽文化振興の部署をつくり、西洋の音楽の輸入に努めました。そうした中で、讃美歌も入ってきました。
また、文部省は、明治の終わり頃、国民の愛唱歌をつくる目的で、今で言う文部省唱歌を選定し、義務教育の中で国民に広めて行きました。そんな中に星の界(ほしのよ)が入っていました。
戦後の音楽教科書の中に、戦前から慣れ親しんできたこの歌を、時代に合わせた歌詞に変えて掲載し、今も子どもたちの親しむところとなっています。
星の世界 ハーモニカとギターの演奏